Zoom(ズーム)テレワーク推進する企業が続出!中小企業も 続々と導入

会社のミーティングルームにZoom(ズーム)が導入されたのはちょうど半年ほど前です。仕事のやり方が一気に変わりました。海外に赴き複数社で予定を調整しながら実施していた打ち合わせも気軽に開催できるようになりました。

新型コロナウイルスの感染拡大によって働き方が見直されテレワークが推奨されるようになった今、Zoomの存在感は増すばかりです。

今回は、ウェブビデオ会議ソフトを提供するZoomについてシンプルかつ分かりやすく解説したいと思います。



ZOOM(ズーム)とは


ウェブビデオ会議アプリケーションを提供する会社です。

本社は米カリフォルニア州サンノゼにあり創業者はエリック・ユアン。中国東部の山東省出身です。同氏はWebExというビデオ会議アプリケーションを開発・販売する会社に14年間勤めたのち、2011年にZoomを設立しました。

2019年4月には米ナスダック市場に上場、公開価格を36ドルにしていましたが、それを大きく上回る62ドルで初値をつけました。そして2020年3月には新型コロナウイルス の世界的な在宅勤務の流れから株価は一時164ドル以上に上がり、上場後の最高値を記録しました。

スカイプとの違いは

スカイプのコンセプトはあくまでも電話。Zoomは複数人によるオンラインミーティングができることに特徴があります。

ウェブカメラで顔見ながら通話すると言えばスカイプが有名です。しかし、スカイプのコンセプトはあくまでも電話。オンラインでテレビ電話をしようというものです。対してZoomはオンラインミーティングなど複数でコミュニケーションすることを想定して作られています。1対多人数など複数人でコミュニケーションできることが魅力です。

1クリックで繋がる利便性

手軽さと心理障壁の低さがビジネスの現場で評価され爆発的に広がりました。

Skypeのように個々のアカウントをIDで管理しそのIDを教え合うと言うのは、電話番号を交換して電話をかけるというのと同じです。Zoomでは送られたミーティングのURLを1クリックするだけで起動します。この手軽さや心理障壁の低さがビジネスの現場で評価され利用が広がりました。

何人まで同時接続できる?

Zoomは最大100人まで同時接続できます。

無料プランでも100人まで可能、プランによってはさらに1000人まで増やすこともできます。

制限時間

1対1のミーティングは時間無制限、3人以上では40分までミーティング可能です。

この時間は有料プランにすることによって増やすことができます。または一度切断して繋ぎ直すことでさらに40分続けることができます。

Zoomの料金プラン

無料で利用できるのがZoomの魅力ですが、有料プランにすることで使える機能が増えていきます。

接続の安定性

通信料はスカイプの10分の1と言われる軽さがZoomの魅力です。

Zoomは高画質のビデオ出力、高音質での音声出力に対応しながらも接続が非常に安定していることで評判が良いです。世界15都市にデータセンターを設けることで遅延を減らし、安定した通信を実現しています。

接続が安定していることは円滑なコミュニケーションに欠かせません。



画面共有

PC画面の共有やテキスト、写真などのファイル共有などビジネスで役立つ共有機能が充実しています。

録音・録画機能

Zoomでミーティングやセミナーの録音・録画が可能です。

「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」という2つの録画モードがあり、特に後者はクラウドでの録音となるため接続が一時的に切れてもクラウド側で録音・録画してくれるとても便利な機能です。

ビデオブレイクアウトルーム

参加者を小規模なグループに分割して個別でディスカッションを行ってもらう時に便利なのが、「ブレイクアウトルーム」機能です。

オンラインでありながら、実際に小集団を作り議論するような使い方ができます。

自動文字起こし

Zoomは、自動文字起こし機能を発表しました。

Zoomの用途

一度利用するとこれまで当たり前だった「会議のために一か所に集まること」がどれほどの労力だったかを実感します。

1対1のミーティング
1対多人数のミーティング
オンライン授業など教育関連
オンラインセミナー・講義
社内研修
自社サービスのサポート

モバイル端末での利用

Zoomは、iPhoneやAndroid端末などモバイルからも利用可能です。

アプリケーションをインストールすれば簡単に接続できます。通信量が少ないので、モバイルネットワークでも気軽に繋げれます。

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