黒字?赤字?日本の貿易収支を分かりやすく解説

かつて貿易大国だった日本ですが、東日本大震災の影響や、海外経済の下振れなどの影響により2011年には31年ぶりに貿易赤字になりました。その後盛り返しを見せましたが2018年、2019年は2年連続赤字です。

ビジネスのグローバル化、途上国の発展などにより世界の状況は変わりつつあります。これまでの日本の貿易出資、また最大貿易相手国となる対アメリカ、対中国の収支を見ていきましょう。



対世界の貿易収支 推移


※青色の線は輸出、赤色は輸入、橙色は輸出から輸入を差し引いたものです。

2019年における日本の輸出額は76兆9278億円、対して輸入額は78兆5716億円です。

輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆6438億円の赤字となりました。

2011年から2015年で赤字幅が広がり、2016年で一度黒字になるものの2018年、2019年は再度赤字になっています。

これは日本対世界の貿易収支でしたが、次は各国、各地域における貿易収支をみてみましょう。

対アメリカの貿易収支 推移


戦後、日本最大の貿易相手国だったアメリカ。近年の輸出額は約15兆円、輸入額は約9兆円、貿易収支は約6兆円の黒字となっています。2009年から2012年あたりまでの落ち込みや多少の増減はありますが、2015年以降は安定して推移しています。

対EUの貿易収支 推移


10兆円を超えていたEU向けの輸出は2009年を境に一桁台へ。2012年から2019年までの貿易収支は0〜1兆円の赤字が続いています。

対中国の貿易収支 推移


いまやアメリカと並ぶ日本最大の貿易国となった中国。電化製品や自動車部品、繊維製品、食料品などさまざまな中国製品が輸入されているため貿易収支は常に数兆円規模の赤字が続いています。