【時系列まとめ】台湾はいかにして新型コロナを封じ込めたのか

台湾がいかにして新型コロナウイルスを封じ込めたのか、時系列をまとめてみました。


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台湾が昨年末、WHOに警告「武漢の肺炎で隔離治療」

台湾は昨年12月末、世界保健機関(WHO)に対し「中国・武漢で特殊な肺炎が発生し、患者が隔離治療を受けている」との情報を伝えた。
陳時中・衛生福利部長(大臣)「隔離治療は、ヒトからヒトへの感染の可能性があることを意味する」と指摘していた。


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中国・武漢の新型ウイルス肺炎 台湾、専門家を現地に派遣

2020年1月12日 台湾は、武漢の新型ウイルス肺炎調査のため、専門家を現地へ派遣した。


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武漢から帰台の台湾女性が新型肺炎、中国大陸籍以外の初の感染者に

2020年1月20日 台湾で初めて感染者が発見された。武漢から帰国した55歳女性が発熱やせきを訴え、検疫スタッフへ申告。検査の結果陽性が確認された。武漢で感染したと見られ、中国大陸以外では初の感染者となった。

台湾で感染者が見つかったことから、中央感染状況指揮センターは武漢への渡航に関する警告を第3レベルに引き上げた。

台湾で初めて感染者が発見されたことを受け、蔡英文総統は22日朝、国内の旅行業者に対して武漢行き団体旅行の出発を全て一時見合わせるよう要求、また、武漢からの団体旅行の受け入れもしばらく停止した。


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台湾政府、マスクの輸出を1カ月間規制「台湾にマスクを残せ」

2020年1月24日、台湾政府がマスクの輸出を制限する措置を打ち出した。台湾財政部が同日夜に「1月24日から2月23日までの1カ月間、N95マスクおよびそのほか紡績材料製マスク」の輸出規制を実施するという緊急通知を発表。


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台湾、中国に住む中国人の入境を全面禁止 きょうから 新型肺炎

2020年2月6日 中国各省市に居住する中国人の入境を全面的に見合わせる措置を開始した。中国、香港、マカオへの渡航歴がある台湾人は同日から、14日間の在宅検疫が必要になった。


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マスク購入に実名制導入 コロナウイルス流行による買い占め・転売対策で

2020年2月6日 買い占め・転売対策としてマスクの購入に実名制度を導入すると発表。健康保険証提示が条件。7日間おきに1度、2枚までの購入できる。台湾の健康保険証はICチップが埋め込まれ、カードリーダーで全国どこの薬局からでも履歴が確認できる。


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訪台外国人、2月7日から中国滞在後2週以内は入国禁止に

2020年2月7日 台湾に渡航する外国人について、中国滞在から2週間以内は入国を認めない方針を決めた。


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台湾で初の死者 新型肺炎、持病ある60代男性

2020年2月16日 新型肺炎により台湾で初の死者発生。海外への渡航歴はなし。市中感染と見られる。


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台湾のマスク配給進化 アプリで販売、コンビニ受け取り

2020年3月12日 マスク配給システムをさらに進化。当局が用意するサイトやスマートフォンのアプリに健康保険カードの番号などを入力して購入を申し込む。市民は近くのコンビニでマスクを受け取ることができる。


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台湾、19日から外国人の入境原則禁止 新型コロナ

2020年3月19日 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、19日午前0時(日本時間同1時)から、外国人の入境を原則的に禁止すると発表


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台湾の新型コロナウイルス感染者、累計306人に

2020年3月30日 台湾の新型コロナウイルス感染者は3月末にピークを迎えた。3月3日時点での感染者数は306人。


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台湾「新型コロナウイルス 新たな感染確認ゼロ」先月9日以来

2020年4月9日 4月に入り感染者数はピークアウト。9日には新規感染者ゼロとなった。


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台湾の軍艦で新型コロナ集団感染、対策に「重大な不備」と蔡総統が謝罪

2020年4月23日 台湾の軍艦「磐石(Panshi)」で集団感染。パラオ遠征から帰還した後、これまでに乗組員28人が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示した。台湾の蔡英文(Tsai Ing-wen)総統は、軍の新型ウイルス対策に「重大な不備」があったとして謝罪した。



台湾の1日あたりの感染者数グラフ
(wikipediaより)

まとめ

台湾がいかにして新型コロナウイルスを封じ込めたのか、時系列をまとめてみました。

SARSの経験を活かしながら、ITを駆使した対応を迅速に実施できたことに尽きると思います。台湾政府には専門性の高いリーダーが多いことも功を奏しました。パソコンを使えない人がサイバーセキュリティ大臣になる国とは雲泥の差です。

上のグラフの通り、台湾では1月20日から3月中旬までの新規感染者数は1桁です。

この1桁の時期に新型コロナウイルスの危険性に対しいち早く警鐘を鳴らし、早期に対応したからこそ爆発的な増加には至りませんでした、

4月に入り、軍艦での集団感染はあったものの市中感染は抑えられています。

5月5日、日本では緊急事態宣言が延長され、先行きがまだまだ見えない中、台湾は5月8日から台湾プロ野球に観客を入れ試合を開始すると発表しました。

他国の2歩も3歩も先を行く台湾。迅速な対応をすればこれほどまで見事に抑え込めれるのだと見せつけられました。政府のあり方として素晴らしく思います。