
まくまく
PythonのTurtleモジュールを使って、簡単な図形を描いてみましょう。
Turtleとは
Turtleとは、タートルグラフィックスと呼ばれ子供向けのプログラミングなどにもよく利用されるPython標準のモジュールです。ダウンロードは公式サイトから。サンプルもあるので何ができるかのイメージはつきやすいかと思います。
まずは四角形
from turtle import *
shape('turtle')
color('red','green')
bgcolor('black')
speed(10)
def square():
forward(200)
right(90)
forward(200)
right(90)
forward(200)
right(90)
forward(200)
square()
done()
背景色、カメの色、進む速度は2~5行目で記載。def関数で200ピクセル進んで、90度曲がるという処理を4回実施して四角形を描いています。
四角形を連続して描写
from turtle import *
shape('turtle')
color('red','green')
bgcolor('black')
speed(10)
def square2():
for i in range(4):
for i in range(4):
forward(200)
right(90)
right(90)
square2()
done()
四角形を4つ連続して描いてみました。for分を使用してプログラムをコンパクトにしています。角度の決め方が混乱しそうですが、カメ視点になって右か左かを考えると分かりやすいかもです。
角度を変更して四角形を連続して描写
from turtle import *
shape('turtle')
color('red','green')
bgcolor('black')
speed(20)
def square3(length):
for i in range(36):
for i in range(4):
forward(length)
right(90)
right(5)
square3(100)
square3(50)
square3(200)
done()
さきほどのプログラムを発展させ、角度を5度ずつずらしてみました。四角形の大きさも3種類作成しています。
Turtleを使えば幾何学模様だって簡単に描くことができます。パラメーターを変えると全然違った形状になったりして面白いですね。円や三角で描いてもいいかもしれませんね。