
まくまく
プラグラミング言語「PYTHON」を使ってみよう!!業務自動化・効率化の実例を踏まえ、解説できればと思っています。対象は、プログラムを学び始めた初心者向けとなります。
今回の内容
- Pandasでエクセルファイルを読み込み
- plotlyでヒートマップを作成
使用するのはPlotly
使用するライブラリは、見た目のよいイマドキのグラフが作成できるPlotly。エクセルでは作れない高度なグラフも作成できるおすすめのライブラリです。
ここではPlotlyがインストールされているのを前提として書き進めていきます。
サンプルコード
#ライブラリのインポート
import pandas as pd
import plotly.express as px
#csvファイルを読み込みデータフレームに格納
df = pd.read_excel('data.xlsx',sheet_name='Sheet1')
#ヒートマップの作成
#range_colorでレンジの設定
fig = px.imshow(df,title='Sample Graph',range_color=[1.0,1.5])
#図の大きさや余白の設定
fig.update_layout(autosize=False,
width=500, height=500,
margin=dict(l=65, r=50, b=65, t=90))
#グラフの表示
fig.show()
コメント
今回はデータ数が少ないサンプルグラフの作成だけですが、豊富なデータがあればかなりいい感じのヒートマップが作成できそうですね。色合いも素敵です。
エクセルだけだと作成が難しいグラフでもPlotlyなら簡単にできそうです。
元データはこれ。A2からE6までの25点のデータです。
出力
レンジの設定は、「range_color=[1.0,1.5]」で設定します。これを書かない場合は自動でレンジが決まります。レンジを設定することで見た目が良くなることが多いので、適切な値を書いておきましょう。棒グラフなどの軸の設定とは書き方が少し異なるので注意してください。
↑Plotlyを使うならこれ!!Plotly&Dashが学べます!