OpenFOAM 公式チュートリアル DamBreak 液柱の高さを変更してみた

まくまく
まくまく
OpenFoamでの流体解析、今回は公式チュートリアルのDamBreakに挑戦したいと思います。



公式チュートリアルDamBreakをコピー

cp -r $FOAM_TUTORIALS/multiphase/interFoam/laminar/damBreak/damBreak

DamBreakをコピーして解析を実行します。まずは標準状態でどのようなものか確認してみましょう。

解析結果


水柱がダイナミックに崩壊する様子を確認することができました。

液柱と壁を高くしてみよう

液柱と壁をもう少し高くしてみようと思います。

まずは液柱から。変更する箇所は、systemフォルダのsetFieldsDictファイルです。

変更前

regions
(
    boxToCell
    {
        box (0 0 -1) (0.1461 0.292 1);
        fieldValues
        (
            volScalarFieldValue alpha.water 1
        );
    }
);

変更後

regions
(
    boxToCell
    {
        box (0 0 -1) (0.1461 0.500 1);
        fieldValues
        (
            volScalarFieldValue alpha.water 1
        );
    }
);

次にsystemフォルダのblockMeshDictを以下のように編集して壁の高さを変更します。それにしても何故scale 0.146という中途半端な数字になっているのでしょうか?よくわかりません。

scale   0.146;

vertices
(
    (0 0 0)
    (2 0 0)
    (2.16438 0 0)
    (4 0 0)
    (0 1.71 0)
    (2 1.71 0)
    (2.16438 1.71 0)
    (4 1.71 0)
    (0 4 0)
    (2 4 0)
    (2.16438 4 0)
    (4 4 0)
    (0 0 0.1)
    (2 0 0.1)
    (2.16438 0 0.1)
    (4 0 0.1)
    (0 1.71 0.1)
    (2 1.71 0.1)
    (2.16438 1.71 0.1)
    (4 1.71 0.1)
    (0 4 0.1)
    (2 4 0.1)
    (2.16438 4 0.1)
    (4 4 0.1)
);


若干漏らしてますが、ほぼ堰き止めることができていますね。

タイトルとURLをコピーしました