日経テストとは

日本経済新聞社により実施される経済力を測るテスト「日経テスト」

一般的な経済知識に加え、生きた経済に関わる問題も多数出題され、自己啓発のみならず昇格試験や採用試験に導入されることもあります。

今回は、日経テストとはどのようなテストなのかをシンプルかつ分かりやすく解説したいと思います。



日経テストとは


経済の視野の広さ・視座の高さ・視点の鋭さを客観的に測定するテストです。

[日経TESTの5つの評価軸]
情報や知識だけではなく得た情報を選別・整理・加工したうえで、ビジネスに活用するための“考える力”も評価します

試験はいつ、どこで?

個人が受験する全国一斉試験は、年2回・全国主要14年で実施されます。企業団体試験は試験日時・会場が指定可能です。

[会場] 札幌・盛岡・仙台・東京・横浜・新潟・金沢・名古屋・京都・大阪・広島・高松・福岡・熊本

出題形式は?

四肢択一のマークシートで100門出題されます。試験時間は80分。1問当たり48秒で回答する必要があります。

出題ジャンルは?


ビジネスに必要な幅広い知識と汎用スキルを評価するために、6つの多様なジャンルから出題。

日々報じている最新ニュースをはじめ「生きた経済」を題材にした問題が出題されます

[出題範囲] 経済・ビジネスの基礎、金融・証券、産業動向、企業経営、消費・流通、法務・社会、国際経済などの幅広い分野から出題。

受験料は?

5000円 + 税となります。



点数について

TOEICと同様に合格・不合格ではなくスコアが算出されます。

700点〜 幅広い視野と高い知的能力を持った、高度なナレッジワーカー。卓越したビジネスリーダーに成長できる可能性を持つ
600点〜700点 企業人として必要な知識と知的能力をバランスよく備えた、状況対応力の高い人材。ビジネスリーダーとしての資質を有する。
400点〜600点 日常のビジネス活動を着実にこなすことのできる、実務遂行力を備えた人材。複雑・高度な問題への対応力の強化がカギ
〜400点 ビジネス活動をこなすのに必要な知識・知力がやや不足。知識の蓄積と思考力の強化への努力が求められる。

TOEICのように、500点を超えてくると最低限のコミュニケーションがとれ、700点を超えると社内でも一目置かれ、800点を超える帰国子女というTOEICスコアと同じようなイメージでいいと思います。

日経テストでは400点、600点、700点でステップが上がる感じですね。700点を超えれば相当なものだと思います。

日経テストの平均点は?

日経テストの平均点は500〜550点程度です。

点数とともにパーセンタイルランクが表示されるので、自分の相対的位置(上位何%に位置するのか)が分かります。

試験を受ける目的

昇格試験や人材育成、個人の自己啓発など様々な目的で日経テストが導入されています。もちろん高得点であれば就職や転職などにも有利です。

これまで受験者数は27万人が受験法人は300法人の実績があります。


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