温室効果ガスって何? 地球のCO2濃度は上昇している?


(図:気象庁)
地球は太陽からのエネルギーで暖められ、地球全体の平均気温を14℃に保っています。この14℃というのは、地球は太陽からのエネルギーを吸収すると同時に放射が行われることで保たれている温度です。このときに重要な役割をもつのが温室効果ガスです。



温室効果とは

温室効果とは、地表から宇宙空間へ向かっていく熱を温室効果ガスで吸収することで、地球の表面の気温を高く保つことです。

地球上に温室効果ガスが全くない場合は、地球の平均気温は-19℃になると言われています。地球を私たちが生活しやすい気温に保つため、温室効果ガスはとても重要な役割を担っています。しかし産業革命以降、温室効果ガスの排出が急激に増えたことで地球の平均気温は上昇しています。これが近年問題となっている地球温暖化です。

温室効果ガスの種類


(図:気象庁)
主な温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガスです。

IPCC第5次評価報告書によると、二酸化炭素が地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスとされています。

地球温暖化係数とは

地球温暖化係数は、二酸化炭素を基準とした温室効果の程度を示す値です。メタンは二酸化炭素の25倍、一酸化二窒素は298倍の温室効果があります。

増え続ける二酸化炭素濃度


地球上の二酸化炭素濃度はこの1万年の間、250ppm〜300ppmでしたが、ここ数十年で一気に高まってきています。


(図:気象庁)
二酸化炭素の年平均濃度は、2015年に危険水準濃度となる400ppmに達しました。他の温室効果ガスのメタン、一酸化二窒素も過去最高を更新。以後も上昇を続けていています。

ppmとは
ppm:parts per millionの頭文字、100万分の1という意味。1ppm=0.0001%となり400ppmでは0.04%となります。