【CES 2020】革新的な新製品まとめ

毎年1月にアメリカ・ラスベガスで開催される「CES (Consumer Electronics Show)」は全世界から数千社が集う世界最大級の見本市です。今年発表された革新的な新製品から、今そしてこれからのトレンドを掴んでみましょう。



SONYが車を作った!! VISION-S


ソニーはお家芸であるイメージセンサーを数多く使い、安全かつ未来を感じさせる車を発表しました。今後の大きな流れはモビリティーにあると話します。「SAFTY」「ENTERTAIMENT」「ADAPTABILTY」がコンセプト。社内に大きなディスプレイと360°のサラウンドオーディオを装備、自由な時間を楽しむための車となっています。

トヨタが街を作る!コネクテッドシティ「Woven City」を発表


静岡県裾野市、トヨタ自動車の工場跡地を利用し、2000人が住居する新たな街を作ることを発表。広さ約70.8万m2、自動運転車などが走る実証都市として2021年初頭に着工する予定。

VRが次のステージへ!パナソニックのメガネ型VR


従来の大型なVRデバイスから一転、小型・軽量・眼鏡型のVRグラスを実現しました。世界初のHDR、米Kopin社と共同開発したマイクロ有機ELパネルを搭載したVRデバイスを発表。解像度は片側2,048×2,048、画素密度は2,245ppi、重さは150g、映像に引きこまれるような臨場感あふれる仮想現実を良好な装着感で快適体験を実現。

アレクサやSiriとは異なる会話型のパートナー「NEON」


サムスンが出資するスタートアップが開発した「NEON」は、デジタルアシスタントではなく自ら学習する感情のある会話型のパートナーです。画面に映し出される姿は作り物のCGではなく人間そのもの。SFの世界が徐々に近づいています。

サムスン 292インチのマイクロLEDを展示


サムスンは昨年に引き続き、次世代テレビと言われるマイクロLEDディスプレイ 292インチの「The Wall」を展示。その巨大で鮮やかな画面が注目を浴びました。今年中の発売を公表したが価格は明らかにされていません。

LGの巻き取れるディスプレイ


昨年は下から上がってくる巻き取り型ディスプレイを展示しましたが、今年は上から下がるタイプを展示。サイズは65インチ、2020年内での出荷を目指すとのこと。価格は正式に発表されていませんが、650万円程度になる見込みです。



ついに実用化レベルまで!! E-Inkのフルカラー電子ペーパー


眩しい画面ではなく、紙をみているようなE-Inkディスプレイがスマートフォンになりました。開発は中国・ハイセンス。これまで白黒ディスプレイしか作れなかったがついにカラー化に成功。動きを見る限り、最新のスマートフォンまでは及びませんが、十分実用レベルであると感じます。バッテリーは通常のスマホより遥かに長く持ち、4日間のバッテリーライフを誇ります。

フォルダブルはスマホだけじゃない レノボ ThinkPad X1 Fold


折り曲げることが可能なノートパソコン「レノボ ThinkPad X1 Fold」ディスプレイLGのOLEDを使用。価格は未定ながらも27万円前後になる見込み。2020年中頃の出荷を目指すとのこと。

CESに植物性100%のお肉? Impossible Foods


植物性100%のお肉を使ったハンバーガーで一躍有名になり、すでに全米に数多くの店舗を抱えるImpossible Foods。CES2020では新たにソーセージとポークを発表。こちらも植物から作られたお肉となっています。

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