
まくまく
OpenFoamを使って流体解析をしよう!今回はinterFoamの使い方を学ぶためタンクへの流入を断続的になるよう変更したいと思います。
前回の記事はこちら
前回の記事では、容器サイズはΦ100mm × 150mmHのタンクを用いて解析を実施しました。左手がInlet、右手がoutlet、上面はAtmosphereです。
記事はこちら>>>OpenFOAM interFoam タンクへの給水に挑戦してみた
Uファイルを編集
inlet
{
type flowRateInletVelocity;
volumetricFlowRate constant 0.00005; //50cc/s
}
前回はこのようにvolumetricFlowRateで流入量を規定し、50cc/sの一定量を常に供給するような設定です。
それを以下のように変更しました。
inlet
{
type flowRateInletVelocity;
volumetricFlowRate table
(
(0 0.00005)
(3 0)
(6 0.00005)
(9 0)
(12 0.00005)
(15 0)
);
}
テーブルを用いて、0秒のときに供給量 0.00005、3秒のときに0というように3秒ごとに計3回、供給と停止を繰り返すようにしました。
結果のアニメーションはこちら。
テストなので、メッシュや書き出しのインターバルが荒かったりするところはありますが、タンクへの流入を断続的にすることができました。3回くらいの繰り返しだと上記の記載方法で問題なさそうですが、ずっと繰り返すとなるともう少しスマートな書き方があるかもしれませんね。
あと、今回の場合であれば、瞬間的に流量が変化している?と思われるのですが、加減速的なものを規定したい場合はどうすればよいのでしょうか?時間あれば調べてみようと思います。