OpenFOAM interFoam タンクへの給水に挑戦してみた

まくまく
まくまく
OpenFoamを使って流体解析をしよう!今回はinterFoamの使い方を学ぶためタンクへの給水に挑戦しようと思います。



タンクへの給水へ挑戦

interFoamチュートリアルのdamBreak、weiroverflow、waterChannel、AngledDuctなどを参考にしてタンクへの給水に挑戦してみようと思います。

FreeCADで作図


タンクは円筒を3つ組み合わせて作成しました。容器サイズはΦ100mm × 150mmH、左手がInlet、右手がoutlet、上面はAtmosphereです。


結果のアニメーションはこちら。paraviewでcontourとthresholdを組み合わせてタンクに流体が溜まっていく様子を表現してみました。inletより50cc/sの流量で供給しています。outletに差し掛かるくらいで約1000ccの容積になるので、時間としては20秒です。アニメーションでも20秒くらいでoutletに到達しているので、おおよそ設定通りに流れてそうです。

inletの条件はvolumetricFlowRateで設定しています。

inlet
    {
        type            flowRateInletVelocity;
        volumetricFlowRate constant 0.00005; //50cc/s
    }

あと、少し時間がかかったのはメッシュです。単純な形状なので簡単にメッシュ生成できたのですが、メッシュ総数10万くらいで開始すると計算が全然進みませんでした。あるところまでは計算できても、それ以降はDeltaTが極端に短くなって計算が全然進まない状態です。今回はとりあえず流れを可視化できたらよいと思っていたので、少し荒いですがメッシュ総数1万くらいで解析を実施してみました。

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