
まくまく
OpenFoamを使って流体解析をしよう!今回はinterFoamの使い方を学ぶため公式チュートリアルのwaterChannelを実行してみようと思います。
waterChannelをコピー
cp -r $FOAM_TUTORIALS/multiphase/interFoam/RAS/waterChannel
チュートリアルをコピーします。interFoamのRASフォルダの中になります。
実行
Allrunで実行するとこのような感じになります。inletから湧き出してきた水が流路を通ってoutletへと流れていく様子が確認できます。
自由表面流れについては、こちらの書籍の「第五章 二層流」に詳細な記載があります。damBreakの基礎が学べると思います。
左側の赤色領域がinletです。ここから水が流れ、青い流路を通り、右手黄色のoutletへと流れていきます。上部はAtmosphereに設定されています。
全体の処理の流れとしては、BlockMeshで基本形状を作成し、extrudeMeshでそれを引き延ばしているのでしょうか。速度は0.orgフォルダのuファイル、volumetricFlowRateで規定します。速度の単位はm^3/sなので、本チュートリアルではinletより50m^3/sで流入します。
メッシュ。流路は少し曲がっていますね。