
まくまく
プラグラミング言語「PYTHON」を使ってみよう!!業務自動化・効率化の実例を踏まえ、解説できればと思っています。対象は、プログラムを学び始めた初心者向けとなります。今回はエクセルに入力されている数値を用いて図形を描写してみようと思います。
使用するのはPillow
使用するのは、openpyxlとPillow(PIL)です。ここでは両方のライブラリがインストールされているのを前提として書き進めていきます。
サンプルコード
from PIL import Image, ImageDraw
from openpyxl import load_workbook
wb_input = load_workbook('input.xlsx')
ws_input = wb_input['Sheet1']
x = ws_input['B1'].value
y = ws_input['B2'].value
xx = ws_input['B3'].value
yy = ws_input['B4'].value
im = Image.new('RGB', (300, 300), (245,255,250))
draw = ImageDraw.Draw(im)
draw.rectangle([(x,y),(xx,yy)], fill=(250,235,215), outline=(230,230,250), width=3)
im.save('draw_from_excel.png')
コメント
- 「wb_input〜」でエクセルファイル読み込み
- 「ws_input〜」でシートを読み込み
- x,y,xx,yyにセルの値を代入
- 「draw.rectangle 〜」で長方形を作成
エクセルファイルをプログラムと同じフォルダへ保存します。
このエクセルのB1、B2、B3、B4セルの値を使用して図形を描写します。
流れ的には、エクセルファイルを読み込んで、セルに入力されている値をx,y,xx,yyに代入。その座標を使用してpillowで図形を作成するというものです。
pillowによる図形描写の基礎はこちらから>>>【Python】Pillow 図形を書く方法
出力