【解説】5Gのsub6とは?ミリ波との違いは?

テクノロジー

大手3キャリアによっていよいよ5Gが開始されました。「超高速・大容量」、「超低遅延」、「多数同時接続」と言う3つの特長を持ち、これらが私たちのライフスタイルを大きく変えていきます。

通信速度が4Gより100倍速くなり、「超低遅延」、「多数同時接続」によってありとあらゆる場所で機器がネットワークに繋がっていきます。

そんな5Gについて、知人からこんな質問を受けました。

「ニュースなどでよく聞く5Gのsub6とミリ波っていったい何のこと???」

5Gっていうのが新しい技術なのだなと漠然と感じながらも、次々にでてくる新しい言葉に戸惑う人もいるかもしれません。

本記事では、ニュースなどでよく聞く5Gのsub6とミリ波の違いについて、シンプルかつ分かりやすく解説したいと思います。



アンサー:sub6とミリ波とは使用する周波数範囲が違います

5Gのsub6とは、通信に使用される周波数を意味します。

5Gは2つの周波数に分けられ、

sub6: 3.7GHz帯、4.5GHz帯など6GHz以下の周波数(FR1 (Frequency Range 1))
ミリ波: 28GHz帯、39GHz帯(FR2 (Frequency Range 2))

sub6は現行の4Gの電波特性と大きな差はありませんが、ミリ波は電波の直進性が強く、減衰が激しいのが特徴です。

ミリ波は、通信速度が速い反面ビルなど障害物があると電波が回り込みにくいデメリットがあります。

このため建物内などでは通信を中継するスモールセルという小型の基地局を大量に設置することでネットワークを構築する方法などが採用されています。

5Gはこのミリ波の恩恵を受けてこそ大容量化・高速化に大きなメリットが得られます。

日本ではsub6とミリ波 両方使える?

2020年3月現在、スマートフォンにおいてsub6とミリ波を両方の周波数で使える環境は整っていません。

sub6とミリ波の両方を使うには、端末と通信キャリアの両方が対応しなければなりません。NTTドコモは2020年3月に5Gサービスを開始しましたが、まずはsub6での対応のみです。ミリ波は2020年6月に対応予定となっています。

端末にしても、現在発売されている機種の多くはsub6対応です。「サムスン Galaxy S20+ 5G」や「富士通 arrows 5G」など一部のハイエンド機種でミリ波対応端末が発表されていますが、発売は両機種とも2020年初夏になる見込みです。

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