フリーの流体解析ソフトOpenFoamをWindows11にインストールする方法

まくまく
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OpenFoamをWindows11にインストールしました。いつもながら慣れない環境構築には時間がかかります。。。汗



流体解析をしようと思ったとき、例えばAnsys Fluentなどは個人で使うには現実的ではないですし、どのような選択肢があるのかなと探していたらOpenFoamというフリーのソフトを発見!!エクセルやPythonなどにくらべかなり高度なことができそうな予感です。ただ、学習コストはすごく高そう。

まずは感触だけ掴もうと思い、さっそくWindows11のパソコンにインストールしてみました。

chatgptにOpenFoamについてざっくり聞いてみるとこんな答えが。

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まくまく
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openfoamについて教えて

chatgpt>>> OpenFOAM(Open Field Operation and Manipulation)は、自由に入手可能なオープンソースのCFD(Computational Fluid Dynamics)ソフトウェアです。OpenFOAMは、流体力学、熱伝導、化学反応などの現象をシミュレーションするために使用されます。

OpenFOAMは、C++で開発されたライブラリとアプリケーションのセットで構成されています。ライブラリには、有限体積法を用いた流体力学の数値解法が実装されています。また、アプリケーションには、異なるタイプの流体力学問題を解くためのユーティリティが含まれています。OpenFOAMは、熱対流、混合、反応、化学反応、ターボマシン、燃焼、風洞試験など、様々なアプリケーションで使用されています。

OpenFOAMは、オープンソースであるため、自由に使用、複製、配布、変更することができます。また、ユーザーがカスタマイズして機能を追加することもできます。OpenFOAMの利点には、高い柔軟性、高い信頼性、高い精度、高速計算があります。OpenFOAMは、Linux、macOS、Windowsなど、さまざまなオペレーティングシステムで動作します。

OpenFOAMは、CFD分野で最も広く使用されているオープンソースのソフトウェアの1つであり、大学や研究機関、産業界で広く使用されています。

まくまく
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C++言語の知識は必要?

chatgpt>>> OpenFOAMはC++で開発されたライブラリとアプリケーションのセットで構成されていますが、OpenFOAMを使用するためにC++言語の専門知識が必要なわけではありません。

OpenFOAMは、既存のアプリケーションやツールを使用したり、ユーザーが作成した独自のスクリプトを使用したりすることができます。また、OpenFOAMにはC++を理解していなくても使用できるユーザーフレンドリーなGUIツールもあります。

ただし、OpenFOAMをカスタマイズしたり、新しい機能を追加したりする場合には、C++言語の専門知識が必要になる場合があります。しかし、OpenFOAMのコミュニティは活発であり、必要に応じてサポートやドキュメントを提供しています。

Ubuntuのインストール

1.「Windows の機能の有効化または無効化」で「Linux 用 Windows サブシステム」と「仮想マシンプラットフォーム」にチェックを入れる

2. Microsoft StoreからUbuntuをインストール
ダウンロードが終わったら起動してユーザーネームとパスワードを入力します。パスワードは数字が表示されないので注意してください。そのままエンターでOKです。

パソコンを再起動して、コマンドプロンプトまたは適当なフォルダのアドレス欄にwslと打ち込めばubuntuが立ち上がります。

このあたりの流れが理解できていないので、以下を聞いてみましょう。Linuxがはじめてなので用語自体がわかりません。

まくまく
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wslはWindowsに仮想環境を作りlinuxを動かすというものですか?

chatgpt>>> はい、WSL(Windows Subsystem for Linux)は、Windows上で仮想環境を作成し、Linuxを実行するための機能です。WSLを使用すると、Windows上でLinuxコマンドやツールを使用でき、開発やシステム管理の作業をより簡単に実行できます。WSLは、Windows 10やWindows Server 2019などの最新バージョンで利用可能です。

まくまく
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コマンドプロンプトにwslと打ち込むと仮想環境に入れる?

chatgpt>>> はい、コマンドプロンプトに wsl と入力すると、WSL仮想環境のインタラクティブなシェルに入ることができます。シェルに入ると、Linuxコマンドを実行できます。また、wsl コマンドに引数としてコマンドを渡すことで、WSL仮想環境でコマンドを実行することもできます。例えば、wsl ls と入力すると、WSL仮想環境でファイル一覧を表示することができます。

まくまく
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Linuxが立ち上がるというのはUbuntuが立ち上がるということですか?

chatgpt>>> WSLを使用している場合、Linuxが立ち上がるというのは、実際にはUbuntuのLinuxディストリビューションが立ち上がるということになります。WSLは、Windows上で動作するLinuxサブシステムであり、Linuxカーネルを含む完全なLinuxディストリビューションを提供します。Windows上でUbuntu、Debian、FedoraなどのさまざまなLinuxディストリビューションを実行することができますが、WSLを使用する場合、デフォルトのLinuxディストリビューションとしてUbuntuがインストールされます。

OpenFoamのインストール

下準備ができたので、いよいよOpenFoamのインストールにうつります。基本はこちらのページのコマンドを順に実行していけばOK

curl https://dl.openfoam.com/add-debian-repo.sh | sudo bash

wslに入り、上記を入力します。
パスワードを入力(数値は見えません)して、「The repository is setup! You can now install packages.」がでればOK

sudo apt-get install openfoam2212-default

次は↑でOpenFoamをインストールします。今回はバージョン2212です。ここの数値を変えると異なるバージョンをインストールすることができます。

openfoam2212

openfoam2212と入力すると、

「openfoam = /usr/lib/openfoam/openfoam2212」のようにディレクトリなどの情報が表示されます。

simpleFoam -help

simplefoamで確認してもOK

Paraviewのインストール

sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install paraview

可視化はparaviewで行うので、こちらもインストールしておきましょう。上のコマンドを順に実行します。

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